◆共学化問題

 

 ★NPO宮城教育ネット提供アンケート全データ

 ★平成20年11月15日 在校生主催県教委共学化説明会報告

 ★平成20年7月19日 第三回仙台一高共学化説明会詳細報告

 ★平成20年6月14日 第二回仙台一高共学化説明会詳細報告

 ★平成20年5月31日 第一回仙台一高共学化説明会詳細報告

 


 

平成20年(2008)
仙台一高共学化説明会
 

 

平成18年(2006)
在校生共学化反対2000人デモ
 

 

平成17年(2005)5月

一・二高野球定期戦で

今年も外野OB席に恒例の「共学化反対」の横断幕

 

平成16年(2004)5月

一・二高野球定期戦で
共学化反対の横断幕を囲んで
勝利のストーム

 

平成16年(2004)12月

共学化問題大集会


挨拶する仙台一中・一高同窓会会長


基調講演
「子どもの未来への地域の責務」
男女共学よりまず学力向上
 

イベントで演武する
一・二高応援団幹部


 


会場の在校生、同窓生、総立ちの中
凱歌二番(仙台一高)、勝利の歌(仙台二高)
大合唱!
男子高のパワーに感嘆の声を上げる女子高生達

 

平成15年(2003)5月

仙台一高同窓会総会決議を受けて・県に意見書提出
 

県立高校の現行学区制及び一律共学化に関する意見書


宮城県知事     浅 野  史 郎  殿
宮城県議会議長   渡 辺  和 喜  殿
宮城県教育長    白 石    晃  殿

                                             宮城県仙台第一高等学校同窓会

会 長 手島 典男


 宮城県仙台第一高等学校同窓会は,平成15年4月18日に開催された総会の総意をもって,次の通りの意見書を提出します。

意見の趣旨

1 宮城県は,現行の高校普通科の学区制を,早急に全面的に廃止することを要望する。

2 宮城県は,すべての県立高等学校の男女共学化を実施することとしているが,その実施の是非については,県民,関係者と十分な議論を尽くし決定すべきである。

理由

1 「学区制について」

(1) 教育改革についての国内での検討の声が熱心に上がっています。その中で,東京都では,学区制の施行が公立高校の低迷と低学年からの受験の過熱につながっていったとの反省から,学区制を廃止しており,また全国的にも学区制は廃止,もしくは見直しする方向で進んでいます。宮城県においても,社会情勢の変化により学区間において人口分布に変動が生じたり,かつまた,交通機関の利用に適切さを欠く事態が生じるなど,その見直しが関係者の間で要望されてまいりました。この際,県においてはこれらの見直しを進めるのは当然ですが,さらに一歩進めて,抜本的に学区制は廃止を検討されるよう提案いたします。

(2) ここ30年ほどの間に進行してきた,宮城県の公立高校の学力の低落傾向は,この学区制の施行により能力のある生徒間の教育において,適切な競争関係が働かなかったこと,及びゆとり教育の名のもとで能動的な競争関係が抑制されたこと等が原因と考えられ,宮城県の公立高校は,東北における他県と比較して学力不足と評価される状況となっています。この傾向は,ここ数年ますます顕著となり,現状は見過ごすことのできないものとなっており,早急な是正が必要です。

(3) 特色ある,魅力ある高校とは,新しく特別学科や教育課程を設けるだけでなく,それぞれの高校の持つ伝統や校風やその文化までを含んだものでなければならないと思います。そのようなそれぞれの公立高校の良さを見て,学区にこだわることなく自由に希望の高校を選択し,その目的に向かって進める教育環境を作ることこそが,生徒たちに真のゆとりを与え,自由にして個性的な生き生きした人材を宮城県から社会に輩出することになると思います。もちろん,その前提としてそれぞれの公立高校が自らの魅力作りに一段と努力することは当然であります。

(4) 現在は学区により学校選択の自由が平等に保障されない結果となっています。学区制は,生徒の学校選択の自由を制限するものであり,義務教育でもない公立高校が,学区制により自由に選べない状況になっております。制度発足時はともかく現在においては,制限を正当化する理由を見出すことができません。

 このように,一種の規制ともいえる学区制を廃止し,自由闊達な学習環境の振興をはかるよう要望いたします。

 

2 「一律共学化について」

(1) 現在,県の「県立高校将来構想」の中で進められている全ての県立高校の共学化に対しては,平成12年の意見を聴く会などでも多方面から強い反対の声があがり,また同窓会や保護者会でも反対の声は強く,在校生も生徒総会で共学化反対の決議を行ったり,共学化反対の署名運動を行っている高校もあります。しかし,県は,これらに対して,十分納得させるような説明を行っているとは考えられません。

(2) 別学校と男女共同参画社会のかかわりに関しては,国会質問,平成12年2月1日質問第5号「公立高校及び国立大学の男女別学に関する質問主意書」及び平成15年2月20日質問第23号「男女共同参画社会実現等と教育分野における規制緩和に関する質問主意書」において,公立高校等の男女別学は憲法の法の下の平等に反するのか,性別に特化した学校を設立することは男女共同参画社会と矛盾しないのか等の質問があり,政府は教育基本法第5条の男女共学は「共学を一律に強制する趣旨ではなく」,「性別にかかわりなく,教育の機会を均等に付与し,教育の内容,水準等が同等であることを確保するものである」と答弁しています。すなわち,政府の見解では,男女の教育の機会等が均等,同等のものであれば公立高校の男女別学校が存在することは問題はないものとされております。

(3) 県は一律共学化の理由の一つに「男女共同参画社会の理念」を挙げていますが,現在,その解釈を巡っては,大阪,山口,千葉,埼玉,そして宮城県の仙台市においても大きな議論が起きており,細部にわたって,社会的なコンセンサスが得られているわけではありません。県が政府見解とも整合性がとれていない「男女共同参画社会の理念」によって,全ての県立高校の共学化を進めることは,共学校と別学校を選択する自由を奪うことになり強い懸念を持たざるをえません。

(4) 宮城県の別学校の多くは,全国的な画一的な時代の流れによって、無気力、没個性化している教育にあって,特色ある魅力ある高校として存在しています。個性を育む教育が謳われている中,全ての県立高校の共学化はこれらの個性ある高校を画一化してしまう恐れすらあると考えます。魅力ある高校とは,単に教育課程だけではなく,男子高,女子高,共学高,であることも重要な要素です。これらを選択できる自由を持つことは県民にとっても重要なことで,これらのことに対しても議論が尽くされているとは思えず,そのような中で進められている,すべての県立高校の一律な共学化に対しては強い危惧の念を持っています。

(5) 以上のとおり,一律共学化については(1)ないし(4)の問題点,疑問点が存在するとともに学区制の問題とも関連しております。従って,学区制の問題,学力低下の問題等ともあわせて十分な議論と検討を行い,その中で進めていかなければならない性質のものと考えます。しかし現在それらが行われているとは思われません。宮城県または県議会において,同窓生,在校生等,関係各方面と議論を尽くし,学区制の問題等ともあわせ検討することを強く要望いたします。 

 

平成14年(2002)3月


校舎内の
在校生製作の立て看板

 

平成12年(2000)1月

県立高校将来構想検討素案への意見書

宮城県仙台第一高等学校同窓会有志
代表 同窓会会長 亀井文蔵

1、一律的な男女共学化には反対します。

 男女には性差による違いがあります。その違いを見とめ、お互いの性を尊重した上で教育にあたるべきだと思います。そして、自己実現に努める高校生の年代に同性の中に身をおいて自分を見つめ成長することも大事なことと考えます。別学と言う制度も選択の一つで、別学が男女差別につながるものではありません。現に公立校がほとんど共学校になっている県をみても、私立校で別学校が存在し、その学校の教育方針を持って教育に努めています。従って公立校にも別学校があってその学校の教育方針を持って教育にあたることがあっても良いと考えます。

 また男女共同参画社会の実現に高校の共学化が絶対必要だと言う根拠が明確ではありません。

 さらにまた、県立高校将来構想検討素案(以下、素案と表記)の方針1「生徒の多様な個性や特性に対応した魅力ある学校づくりの推進」にも関連しますが、別学のもとでこれまで培われてきた校風や伝統も魅力有る学校づくりにつながる特徴であり、そのような学校で学ぶことで生徒の個性の育成がはかられる面があります。

 以上のことから共学校と同時に別学校の存在も認め、生徒の判断で自分にあった高校を選ばせればよいと考えます。従って、素案の方針3「男女共学化の推進」をすべての高校で実施することに反対します。この点については、県として県下の公立校に一律に強制するべきものではなく、その学校がとる教育方針に基づいた学校独自の判断にまかせるべきです。

2、普通化の学区制を廃止すペきです

 生徒の個性に応じ、かつ、その個性を育成していくためには素案の方針1「生徒の多様な個性や特性に対応した魅力ある学校づくりの推進」を行い、学校自体が個性を持ち、その学校独自の文化を持つことが大事かと思います。その際に、単に学科や教育過程の特徴だけではなく校風や伝統も含めた個性と文化を持つことが魅力ある学校づくりにつながります。そのため同じ普通科の高校でも学校によりそれぞれ特色がでてきます。

 また今後、少子化により中学生の生徒数が減少し、さらに一人一人の生生徒の個性が尊重されると同時に各自の自主的な進路希望も尊重されることが大事です。

 そこで、それぞれに特色のある学校を生徒一人一人が自分の希望に応じて選択できるように、普通科の高校も現在行われているような地区内での選択ではなく、県内から広く選択できるようにして自分の個性や進路希望に合った高校を中学生に選ばせることが大切です。

 また、平成13年度入学生から高校への通学区域〔学区制〕が変更されますが、仙台北学区と仙台南学区を含む中部南地区と中部北地区の区分は不自然であり、学区制のために中学生が希望する近い高校へ通えない状況は現在同様残ります。地区外からの通学が高校の定員の3%だけ認められていますが、この人数は少なく問題解決にはなりません。

 以上のことから、生徒の個性と進路希望をもっと尊重して、生徒が自分が選らんだ高校でいきいきと学校生活を送れるように、全日制高校の普通科でも学区制を廃止ずる事を訴えます。

3、一学級30人定員の実現をはかる

 素案の方針2「生徒数のの減少に対応した学級減及び学校再編」に示された案は学級定員を40名として考えています。一学級の人数の多さは色々と弊害が指摘されてきている詰め込み教育の一因でもあります。これから生徒一人一人個性を重視し、きまぎまな能力を育てる教育をするためには、−1人の教師がより丁寧に生徒の学習活動や学校での諸活動をみることが大事です。そのためには現在の一学級の人数を減らし、一学級30人定員にすべきです。そうするとさほど学級滅は起こらなくなり素案に示された学級減及び学校再編は見直しが必要になります。少子化の今こそゆとりのある、一人一人を大事にする丁寧な教育を目指して一学級30人定員に取り組むペきです。

4、十分な県民との討議の機会を設ける

 最後に、これまで各地で今回の素案の説明会が開かれまLたが、例えば仙台地区での説明会では素案に対する質疑応答が十分とは言えない状況でした。浅野知事は昨年10月12日の定例記者会見で素案について県民に議論が展開されていくことを望む旨の発言をしています。十分に県民の意見を聞き、より良い県立高校将来構想をつくるために、様々な意見を持つ県民との討議の機会を設けて素案を検討していくペきです。そのような機会と討議が深まるために十分な期間を取ることを訴えます。

 

平成11年 (1999)11月


仙台圏共学化説明会、一高在校生も多数出席
 

共学化反対決議文を読む
一高在校生

退席する県職員を阻止しようとする
一高在校生

仙台一高在校生生徒総会
「共学化にNO」
圧倒的多数で決議

 仙台一高在校生は、現在宮城県教委が進めている例外のない全県の県立高校の共学化に対し、生徒総会を開き、仙台一高の共学化に対し反対の決議をした。
 共学化反対に対し、三年の生徒有志が提案し、生徒総会に出席した563人中503人の圧倒的多数がこの共学化反対決議に賛成した。この中で、仙台一高共学化反対委員会を設置し、運動を広げる方針も承認された。委員会では、今後他校にも共学化に反対する動きがあれば連携しながら運動を進めて行く方針。今月中旬までに、県教委に決議文を提出する予定。

 

仙台一高在校生
「一律共学化反対」決議文
 

 私達仙台第一高等学校生徒会は、宮城県の推進しようとしている県立高校の男女共学化に断固反対します。理由は以下の通りです。

一、県立高校の一律共学化は、個々人の「個性」が重要視され、普通科高校にもそれぞれの「個性」の様々な需要に応えることが求められてきている中、別学と言う「学校の個性」をなくすことになり、「学校の個性」の画一化、ひいては学校で育む個々人の「個性」の画一化を引き起こすことになる。

一、県立高校の一律共学化は、公立別学高への進学を希望する生徒とその保護者の意見を無視し権利を奪うことになり、公平さを欠くものである。

一、県立高校一律共学化は、仙台一高の歴史ある男子校体制を破壊し、男子校であるがゆえに維持されてきた伝統をなくしてしまう。このことは、現役生を含めた一高同窓生にとって「母校がなくなる」ことに等しく感情的にも納得することができない。

 私達は現在の県立高校共学別学の両立状態が望ましく、宮城県の誇るべき教育制度であると考えます。
 計画の速やかな中止をお願い致します。

宮城県仙台第一高等学校生徒会

 

平成11年 (1999)10月

県教育委員会
「県立高校将来構想素案をまとめる」
学校再編、男女共学化

 県教委は、平成20年(2008)までの「県立高校将来構想素案」をまとめ発表した。それによると、
 @生徒の多様な個性や特性に対応した魅力ある高校づくり
 A生徒数の減少に対応した学級減と学校再編
 B男女共学化の推進
の3点を基本方針としてあげている。

 「魅力ある高校づくり」では、県内七圏域それぞれに1校以上の総合学科の設置や、情報、介護、に対応した専門学科の設置を進める。また、高校中途退学者の再学習や、生涯学習のために、定時制と通信制を併設した「定通併修校」を全県に整備する。
 「学校再編」では、少子化への対応として、統廃合も含めた学校の再編を、地域事情を考慮しながら学校の適正な配置を進める。
 「共学化の推進」では、男女共同参画社会の実現のために、校舎の改築、学科改編、学科再編などの機会に、全県全校の男女共学化を推進して行く。